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赤ちゃんの便秘。親ができる対処法は?

突然ですが、私は生まれて一回も便秘をしたことがないくらい、本当に便秘と無関係な人生を送ってきたんです。
主人も同じでした。

だから息子が便秘体質だと知った時は本当にびっくりしました(;゚Д゚)

私たちの子に限ってそんな~!と思ったのですが、便秘って遺伝ではないので両親が便秘知らずとかは関係ないんですよね・・・。
自分が便秘と縁がなかったからこそ、最初は息子が便秘で苦しんでいるのをどうしてあげればいいか分からなかったのですが、病院で指導を受けたり、色々と調べていくうちに、息子の便秘体質をかなり改善させることができました。
そこで今回は、赤ちゃんの便秘対策についてまとめました!

 

どうして便秘になってしまうの?

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赤ちゃんの便秘の原因は、大きく分けると以下のようなものがあげられます。
普段のお子さんの生活に当てはまるかどうかを今一度チェックしてみてください。

水分摂取量

大人も赤ちゃんも、水分摂取量に応じて便の固さが決まってしまいます。
当然と言えば当然なのですが、水分を取る量が少ないと体内の水分も少なくなってしまい、そのため便が固くなり出にくくなってしまいます。

固い便は外に出づらくなってしまうだけでなく、出るときに肛門を傷つけてしまうなど弊害も多く、赤ちゃんもとても辛い思いをしてしまうことになります。
お子さんが便秘体質かなと思ったときは、母乳の場合は母乳を飲む時間の長さを、ミルクの場合は哺乳瓶の中のミルクの減りを、少し意識して見てみましょう。

母乳を飲む時間が短かったりミルクの減りがイマイチだという場合は水分摂取量が足りない可能性があります。
脱水症状などのトラブルにもなりやすいということでもありますので、できるだけ改善できるように努めましょう。
特に赤ちゃんは汗をかきやすいですので、こまめに水分補給をさせてあげることが大事です!

 

食べものの好き嫌い

食べ物の好き嫌いは便に影響が出やすいです。これもまた、大人も子どもも一緒ですよね。

特に野菜や果物に多く含まれる食物繊維は、便の「かさ」を増やすのでするすると便が出やすくなります。ですので野菜や果物嫌いの子は便秘にもなりやすいです。できれば早めに克服させましょう。
食べ物の好き嫌いは、便秘だけでなく体に様々な悪影響を及ぼす原因となってしまいます。大人になって苦労しないためにも、できれば小さいうちに好き嫌いを克服させておくことが、長い目で見てもお子さんの健康のためになります。

また離乳食をはじめたときや離乳食の段階をあげたときなどに、お子さんが離乳食を食べなくなってしまったり、新しい食べ物に胃がびっくりしてしまうことによって、便秘にもなりやすいですので、このような時期のときは赤ちゃんの便の調子に注意してあげましょう(^◇^)

運動が少ない

特にまだ上手に動きまわることができない赤ちゃんのうちは、どうしても運動不足になりがちです。

しかも、赤ちゃんが運動好きかどうかは個人差が大きく、しょっちゅう寝返りを繰り返している赤ちゃんもいればじっと寝転がってばっかりの赤ちゃんもいます。
人間は体の仕組み上、運動をすることにより腸が動き、それが刺激となって便が出るようになっているので、できれば積極的に運動をさせたいものですね!

 

赤ちゃんの便秘のサイン

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赤ちゃんは言葉にすることができなくても、全身で便秘のサインを出しています。
便秘かな?と思うときは赤ちゃんに以下のような様子がないかを観察してみましょう。

また、いつ排便をしているかを頭に入れておくといつから便秘なのかが分かりやすいですので、日記やアプリなどに書き込んでおくこともオススメします!

 

ぐずる

これは分かりやすいアピールですので気づきやすいですよね!私の経験上、「部屋の状態も適温適湿で、平熱で、おなかもすいていないはず・・・ただ便だけは長い間出てないけど・・・」というときはもう十中八九、便秘だと思います(;・∀・)(笑)
赤ちゃんも、おなかにたまった便のせいで違和感があって、でも自分の力だけじゃもう排便できない、という状態がとても辛く、それをお母さんに伝えたくてぐずっているのです。
赤ちゃんが出している必死なサインですので、しっかりと受け止めてあげましょう。

 

肛門の出血

固い便のせいで、肛門の柔らかい皮膚がきれてしまっているのです。とてもかわいそうな状態ですよね(ノД`)・゜・。
固い便のせいで肛門から血が出るということは、赤ちゃんにとってはとても痛い状態です。

体をこわばらせた後火が付いたように大泣きする、などといった状態のときは、おむつや肛門をチェックしてみてください。

おむつに血がついているかどうか、肛門をよく見てみるとかさぶたがあったり鮮血が出ているかどうかなどが目安となります。

いきむ

急に踏ん張りだした時や、全身に力を入れてじっとしたり震えているときは、排便をしようとしている可能性があります。
便秘の場合はそれでも便が出ないため、辛くて泣いてしまうこともありますが、「いきむ」ということ自体が便を出そうとしているサインでもありますので、しっかり見逃さないようにしてあげましょう。
また、おなかの見た目も観察してみてください。便秘の時は、見て分かるくらいおなかがかちかちに固くなっていたり、胃が圧迫されているのではないかと心配になるほどぱんぱんになっていることが多いです!(@_@;)

 

赤ちゃんの便秘の予防法・対策

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便秘体質の子のお母さんは、「赤ちゃんの便秘はどう予防してあげればいいのか」「またどのような対策をしてあげればいいのか」ということが一番気になるところなのではないでしょうか?
誰にでも実践できるものばかりを集めましたので、ぜひすぐにでも実行していただければと思います。

 

病院への通院

病院というと、発熱や風邪などで病院へ行くというイメージが強いかと思いますが、便秘も立派な体調不良ですので病院へ通院することをオススメします。
その場で浣腸をしてもらうこともできるので、便秘でぐずっている赤ちゃんのおなかをすっきりさせることもできます。
また、便を柔らかくする薬や腸の動きを活発にしてくれる薬、浣腸用の座薬などを処方してもらうこともできますので、家で便秘対策をすることも可能になりますよ!
実際に私の息子も、完全に便秘を克服できたわけではないのでいまだに通院しています(´・ω・`)

浣腸

言葉だけだとかなりのインパクトがある浣腸ですが、実は自宅でも簡単にすることができます。

上でも述べたように病院で浣腸用の座薬を処方してもらうこともできますが、休日で病院が休みなどの時の応急処置として家にあるものでできる浣腸もあります。
大人用の綿棒をオリーブオイルで湿らせ、それを肛門に差し込みゆっくりと回す「綿棒浣腸」や、小さく切ったキャラメルを冷やし座薬代わりに肛門に刺す「キャラメル浣腸」はすぐに実践できるのでオススメです。
ですがどちらも簡単に排便できるため赤ちゃんもクセになりやすく、この方法でないと排便できない・・・という結果にもつながりやすいので、あくまでも応急処置に留め、病院を受診しましょう。

マッサージ

『「の」の字マッサージ』という言葉を聞いたことがありませんか?昔から伝わっている便秘対策であり、私の母も知っていました。
赤ちゃんをあおむけに寝かせておなかの上に手を置き、ひらがなの「の」を描くようにおなかをさすってあげるだけ、というシンプルなものですが、腸の動きに優しく刺激を与えることができます。

直後に便が出る!というほど即効性があるものではないですが、地道に続けることで効果があるので、こまめにしてあげましょう。

また、赤ちゃんの足首を持ち、自転車のペダルを踏むように交互に動かしてあげると、体の全身を動かすことができますので、運動不足を解消することができ便秘にも効果があります。

 

食生活の改善

離乳食期・離乳食完了後、どちらであっても食生活は便秘にダイレクトに影響を与えます。上記でも述べたように、特に野菜や果物を積極的に摂取させましょう。
どうしても野菜を食べたがらないという場合は、細かくみじんぎりにして、炒めたり煮たりすることで食感を目立たなくさせ、赤ちゃんの好きな食べ物に混ぜるようにしてあげると、見破りにくくなり騙されて食べてくれるのでオススメです。
また、りんごやプルーン、オレンジは果実本体だけでなく果汁にもかなり便秘改善効果がありますので、水に混ぜて飲ませることをオススメします。お風呂上がりの湯冷ましなどに混ぜておくとスムーズに飲んでくれますよ(^◇^)!
ヨーグルトやヤクルトなどの乳製品も、子供でも飲みやすいのでオススメです。

便を出したくても出せなくて泣き叫んでいる姿を見ると、親としては心が痛みますよね(;つД`)

まだ小さい赤ちゃんのうちは自分自身ではどうしようもできないですので、親御さんが便秘に対する正しい知識を頭に入れ、効果的な対処法を実践してあげましょう!

 

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