息子は離乳食で本当に苦労する子でした(ノД`)・゜・。
離乳食を始めた初期のときからあまり食べないなあとは思っていたんです。でもそれまでが完全母乳だったので「ごはん」という水分以外のものにびっくりしているだけかな?と思ってました。それでも何口かは食べてくれていたし、まあこれから食べるようになるかな~なんて気楽に考えてました。
でも、とある時期から急に一口も食べなくなってしまって・・・そのときは本当に悩みました。
これからもずっと食べなくて、一生離乳食を終わらせることが出来なかったらどうしよう?なんて少し現実離れしたことを心配してしまうぐらいには思い詰めてました。
ですが、「手づかみ食べ」を実践してみたところ、急に離乳食を食べてくれるようになったんです!
今まで食べなかったのが嘘みたいに、というよりむしろ「よく食べる子」に分類されるぐらい何でもぱくぱく食べてくれるようになりました(;▽;)!
今回はそんな私の経験を踏まえて、離乳食を食べなくなる原因や「手づかみ食べ」のよさについてまとめました。
どうして食べないの?
そもそもどうして食べないのかということを把握しないことには改善することもできませんよね。
赤ちゃんが急に離乳食を食べなくなる理由は以下のことが大きな理由なのです。
ちなみに、赤ちゃんが離乳食を急に食べなくなる時期は「9か月ごろ」、いわゆる離乳食後期のころが一番多いです。
飽きてきた
母乳やミルクという「水分」だけを摂取して今まで生きてきた赤ちゃんにとって、離乳食という「固形物」はとても新鮮だったことでしょう。
ですがそれに慣れてしまい、赤ちゃんであっても「飽き」を感じてしまうようになるのです。大人でも、同じものばかりを食べていると飽きて食欲も落ちてきてしまいますよね。それと同じような感じだと想像すると分かりやすいのではないかと思います。
赤ちゃんが急に食べなくなるのは「今までと同じ触感には飽きたよ!他の食べ方がいいな!」という赤ちゃんがマンネリを感じているサインである可能性が高いです。
食感があまり好きではない
離乳食の食感って独特ですよね。特に初期のころはどろどろとしていて、正直私は見た目すら苦手でした(;´∀`)(笑)
初期、中期、後期・・・と段階を重ねていくうちに食感も徐々に大人の食べ物に近づいてくるわけですが、その中の1つのステップが赤ちゃんにとってあまり好みではない食感だった場合、離乳食自体を嫌がるようになってしまうことがあります。
ちなみにこのような場合、手づかみ食べ以外でも、離乳食の段階を1つ進めるかもしくは戻すかすると食べてくれるようになることがあります!
遊びたい
離乳食よりも遊ぶことに興味がそれてしまっているときは、離乳食への興味がないため食事を拒否してしまうことがあります。
赤ちゃんに離乳食を食べさせるときは、テレビを消し、おもちゃを目の届かないところに置き、離乳食以外に興味が湧いてしまうものをできるだけなくした状態で食べさせるようにしましょう。
ですがこれは逆に言えば、「興味を持ってしまうような遊び心の要素を離乳食にくわえてみる」ということを実践してみれば、赤ちゃんが離乳食を食べてくれるようになるということでもあるわけです!
手づかみ食べの良さとは
そんな「離乳食を食べてくれなくなった」という悩みを解決してくれるのが「手づかみ食べ」という食べ方を子供に実践させることです。
手づかみ食べは読んで字のごとく、手づかみで離乳食を食べさせることです。手でつかめるような固さのものを食べることができるようになった離乳食後期(9か月ごろ)から実践することができるので、離乳食を食べなくなりがちな9か月ごろの赤ちゃんには時期的にもちょうどいいのです(●^o^●)
ではそんな手づかみ食べの良さとはどんなものがあるのでしょうか?
上記の食べない理由を全てカバー
「手づかみ食べ」は、上記で述べた離乳食を食べなくなる理由を全てカバーしてくれるのです。
今までマンネリを感じていた離乳食とはまた違う形状の食べ物になっているため、飽きていた気持ちも払しょくできます。食感も変わるため、今までの食感が苦手だった赤ちゃんでも食べることができます。
しかも、手に持って食べることによってまるでおもちゃを持っているような感覚にもなるので、今までとは違い興味を持って食べてくれるようになります。
離乳食を食べない赤ちゃんに悩むお母さんには「手づかみ食べ」がいかにぴったりかということが分かっていただけるかと思います^^
触感からの刺激が伝わる
食事といえば、「視覚」「味覚」だけしか使わないような気がしてしまいます。確かに食べ物を見て、それを味わうだけでも食事はできますので、それだけでもう十分な気はしますよね。
ですがここに「触感」を加えてあげましょう。触るという指先から伝わる感覚を感じることによって、赤ちゃんは離乳食に対して「今までとは違う!」と気づくことができ、食事へ興味を持つようになるのです。
自分で食べることを覚える
赤ちゃんに離乳食を食べさせるとき、今まではスプーンでお母さんが食べさせていたことがほとんどだったのではないでしょうか?
もちろんお母さんが食べさせた方が効率もいいですし、食べこぼしも少なくてすみますので、お母さんにはストレスも少ないですよね。でも、それは赤ちゃんにとって「受動的な食べ方」になってしまっています。
ここで手づかみ食べをさせることにより、赤ちゃんは「能動的な食べ方」を学習することができます。離乳食を完了させる頃には自分で能動的に食べることができるようになってないといけませんので、ここで食事の基本を覚えさせることもできますね。
自分の好きなように食事をすることができることにより自由を感じることができ、食事を楽しむようになる赤ちゃんも多いです。
お母さんにとっては食べこぼしや汚れなども気になるところですが、エプロンをつけたり、赤ちゃんのいすの下に新聞紙を敷くなどして、汚れ対策を入念にして、赤ちゃんが好き放題に食べることができるようにしてあげましょう!(^▽^;)(笑)
手づかみ食べの料理はどんな種類があるの?
手づかみ食べができる料理は意外と豊富で、レシピもバリエーションに富んでいます。
朝は蒸しパンだったから、お昼はおむすび・・・といったように1日のうちでも色々な楽しみ方ができますので、マンネリが来にくいこともうれしいですね♪
おやき
家にあるお野菜と片栗粉を適当に混ぜ焼くだけ、という手間があまりかからない手順がとても嬉しいですね。また、冷凍保存ができるのでストックも作りやすいです。
じゃがいもやお米は、まとまりやすいので片栗粉ともうまく混ざりやすいのでオススメですよ^^
納豆やヒジキなどちらばりやすい具材も、おやきなら散らかさずに食べることができます!
おむすび
昔から日本人に愛されてきたおむすびは、もちろん赤ちゃんにも手づかみ食べで食べさせやすいです。
他の食事の準備で忙しいときにもすぐにできるのは嬉しいですね。食べやすいよう、1口サイズにしてあげましょう!
おかずを細かく刻み、混ぜむすびにするのもオススメです^^
野菜スティック
野菜を、赤ちゃんが掴みやすい細さのスティックにするだけというシンプルなレシピ。いや、むしろレシピと言っていいのかというレベルですが・・・(笑)
野菜そのものの味を楽しむことができますし、自分にとってちょうどいいサイズで噛みきることを覚えることもできるのです。
にんじんなど固い野菜は、一度茹でてから与えましょう。
蒸しパン
薄力粉とベーキングパウダー(もしくはホットケーキミックスでもOKです!)と牛乳を混ぜ、シリコンカップに入れてレンジでチン!
これだけでできるので、本当に蒸しパンって簡単ですよね(^◇^)手も汚れにくいですし柔らかいので赤ちゃんでも安心です♪
卵アレルギーのお子さんでも食べられますし、また牛乳を水や豆乳に変えることも可能です!
おつまみ
ナゲットやハンバーグ、コロッケなども手で掴みやすいメニューですよね。
もちろん赤ちゃんが食べる離乳食ですので、油分や調味料は赤ちゃん用に合わせて作ってあげてください。
手でつかんでも壊れないような料理なら、ある程度は手づかみ食べで食べることができますし、いくらでもアレンジ可能なのでバリエーションもたくさん作ることができます!
「離乳食を食べなくなった」という悩みを抱えるお母さんは意外と多いんです。私も「こんなに食べないの、うちの子だけかも・・・」と思っていた時期がありましたが、ママ友に相談したところ結構「あるある」だったようでそれが分かっただけでも結構安心しました!
工夫を重ねることで、離乳食に再度興味を抱かせることは絶対にできますので、あきらめずに根気よく頑張りましょう!(*´ω`*)
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